MYWAYには、旗揚げ戦から専属のphotographerがいる。 旗揚げ当時 女子中学生だった彼女は 次の11月に3周年を迎えるMYWAYと共に高校1年生になった。 彼女はジャックの妹でありCoCoのお姉ちゃんであるFukoだ。 最近プロレス観戦者のカメラレベルはプロを超える勢いで、めちゃくちゃレベルが高い。 みんな上手すぎる。 専属カメラマンが団体に居なくても、素晴らしい写真が次々とSNSに上がって来る。 MYWAYが旗揚げから、なぜ女子中学生を専属カメラマンに抜擢したか。 それは彼女にとってカメラが夢だからだ。 未来を育てる。 それこそがMYWAYが求めるスタイルと合致している。 日を増す事に 楽しく撮っていた写真が、 ｢良い写真を撮らないといけない｣ というプレッシャーが入り込んできた。 大会が終わり、自宅でSNSを見に行くと凄い写真達が並び、それを見て肩を落とす日もあった。 写真を撮ることが苦痛に感じる事もあった。 それでも会場で会うカメラマンの皆さんに色んな事を教えて貰いながら現場で技術を磨いて来た。 彼女が写真を始めたきっかけは、尊敬する兄から誉めて貰った事から始まる。 ｢兄に勝てる事などない｣ そう言っていた妹が その兄のメモリアルに合わせ写真集を制作した。 大会名と同じ｢JACK IN THE BOX｣という名前の写真集。 ジャックの10年は、俺達ファミリーにとっても10周年。 ジャックが スポットライトと歓声を浴びる反面、 裏でジャックの闇を見てきた。 彼の孤独や苦難を真横で見てきた。 沢山カメラマンはいたとしても、 Fukoにしか作れない写真集ができた。 ジャックの声掛けから始まったこの写真集。 お世話になっていますProject Shamrock氏がきっかけを作って下さり沢山の時間と技術をFukoに与えて下さりました。 アメ車好きのジャックの希望で 伝説のアメ車、世界一を取ったインパラ ｢BLACK CHERRY｣が写真集にチカラを貸してくれました。 そんな事ある？ ロッキンクルージン様の御紹介により｢WAY OF LIFE CAR CLUB｣様の御協力を頂く事が出来ました。 関わって下さる皆さんが ｢若者に夢を｣ をテーマに動いてる。 彼女の夢は海外でphotographerの活動をする事。 FukoはFukoの生きる環境の中で道を進んでる。 いつかメキシコで兄が活躍する写真を彼女が撮影しているかもしれない。 その1歩となる高校1年生MYWAY専属photographer Fukoの初めての写真集を手に取って見て頂けたら嬉しいです。 この写真集に携わってくださりました皆様。 本当にありがとうございます。 ジャックの、そしてFukoの｢今｣が収められています。